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ミスター・カエル

Author:ミスター・カエル
暇な時、ものっすごい暇な時に、チラ見する感じで見始めて、最後はガン見してるみたいな。結局は変態と同じじゃねーか。という感じで見てくれればいいかと思います。

遊び半分なブログ。

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オペレーション 3

私は結構大きな大学病院の外科医をやっている。35歳、独身。

前回、医者とパイロットを間違い、私は機長代理として操縦席に座ることになってしまった。

そして、仕方なくパイロットに扮し、適当に操縦していると、まさかの本人登場(機長)。

しかし、ちょっとしたいざこざにより、再び機長はスカイダイビング。

この状況が耐えられなくなり、何とかこの場から逃げ出そうとした時、

拳銃を持ったハイジャック犯によって、コックピットを占拠されてしまった。


ハイジャック「動くなぁ!ここにいる奴はコックピットから出るなよ。俺の言う事に従うんだ、いいな!」

「は・・はい・・・」

巻き込まれた・・・。私はただ、アメリカに行きたいだったのに・・・。

一体、何なんだ、次から次へと。この飛行機は・・・。

ハイジャックなんか来なくても、もうこの飛行機、相当危険な位置にいるのに。

まさか次、ブルース・ウィリスみたいなの出て来ないだろうな。


ハイジャック「操縦士さえ手玉に取れば、飛行機を占領したも同然よ」

操縦士じゃなくて、外科医なんですけども。外科医、手玉にとっても墜落するだけですよ。

スチュワーデス「な・・何が目的なんですか!?」

ハイジャック「そんなもん金に決まってんだろ!この大量の人質を使って多額の身代金を要求するんだ。フッハッハッハ」

副機長「くそぉ。一体、何が目的なんだ・・・」

「・・・・・・」


ハイジャック「おい、機長はどいつだ!お前か!」

副機長「え!・・・いや、違います!・・・こいつです!」

え!”こいつ”!?私は代理だぞ!?っていうか操縦士でも何でもないぞ!?

ハイジャック「お前か!おい、今すぐ管制塔に連絡を入れろ!乗客を人質を取っているとな!」

「ちょ・・ちょっと待ってください!私、機長じゃありません!見た目からして、ほら・・・。私服でしょ?私服の機長って居ます?」

ハイジャック「ホントだな。じゃあ、やっぱりお前か!」

副機長「違います!違います!僕もコレ、私服ですもん!」

「そんな私服があるか!!だいたいコックピットに座ってる時点でおかしいんだよ!」

副機長「あんたもだろ!機長の席に堂々と座ってるじゃないか!」

「だから今、帰ろうとしてたんだろう!あんたらが無理やり座らせたんだ!」

ハイジャック「どっちでもいいから早く、やれや!!」


副機長「・・・・管制塔、聞こえますか。こちら~・・・ 」

ハイジャック「・・よし、次に身代金を要求する。いくらにしようかなぁ。ふふふ・・」

・・ん?このハイジャック犯、1人か?これは、隙を見れば逃げ出せるかもしれん・・・。

副機長「あれ・・・?これじゃなかった。こっちか・・」

 カチャカチャ カチッ

ハイジャック「おい、何やってんだ。早く通信しろ!」

 カチカチカチッ

副機長「あれ?どれだっけ・・・」

スチュワーデス「それじゃないですか・・・?いつも、それ押してるじゃないですか」

副機長「いや、これは別に関係ないよ。これは、押してる感覚が何か気持ちいいから、いつも押してるだけで・・」

ハイジャック「早くしろよ!」

副機長「・・すいません!いつも機長がやってるもんで、わかりません!」

ハイジャック「チッ・・・おい!機長、お前!」

「ええ!私!?・・だから私は機長じゃなくて・・・」

ハイジャック「じゃあ、何なんだよお前は!?私服でよ!!」

スチュワーデス「プロフェッサーです」

ハイジャック「プロフェッサーだぁ!?・・・何のだよ!?」

「いや・・プロフェッサーでもなくてですね・・・」

副機長「あ・・・大変です、プロフェッサー!」

「ん、何だ?」

ハイジャック「やっぱ、プロフェッサーじゃねぇかよ」


副機長「ね・・・燃料が漏れてます!!」

「何っ!!何で!?」

副機長「わかんないです!!でも続々と漏れていってます!めっちゃ漏れてます!」

「お前、さっき色んなボタン押しまくってただろう!!変なボタン押したんじゃないか!?」

ハイジャック「たしかに!あんなにボタン押したらダメだ!!」

スチュワーデス「じゃあ、もう一回押してみたらどうですか?」

副機長「なるほど!」

 カチッ

「おい、ちょ・・・!」

副機長「何だこれは!予備タンクの燃料まで漏れ始めている!!」

「何やってんだ、お前!!」

副機長「やばい!燃料が無くなってしまう!!」


副機長「こういう時、どうするんですか!?プロフェッサー!!」

「知らん!!いくらプロフェッサーでも、それは知らん!!」


ハイジャック「くそっ、おい、ちょっと貸せ!」

 ガシャ カチャカチャ ピッピッ 

副機長「おお。何だ、この手馴れた手付きは・・・」

ハイジャック「俺は元々パイロットなんだよ。それをクビにされたから、こうやって飛行機をハイジャックしてんだ」

副機長「なるほど・・・。それで、ハイジャックも難なく出来た訳ですね。実は僕もですね、ここだけの話、ハイジャック犯かパイロットのどっちになろうか迷ってたんですよ。」

スチュワーデス「実は私も小さい頃、父親がハイジャックをして捕まって、その時に私は決してハイジャック犯には・・」

「今、自分のドキュメント語るのやめてくれない!?状況を読んで!!」

このノリで「実は私も外科医で・・」って言えば良かったかもしれない。


ハイジャック「・・・く!ダメだ!戻らない!!エンジンが故障しているようだ!!」

「故障!?最悪だ!!何もかもボロボロじゃないか、ここは!!」


副機長「やばい・・・!高度が下がり始めています!!」

「そんな・・・!!」

ハイジャック「こうなれば、緊急着陸するしかない!!」

何だ、急に頼もしくなったぞ、この男。

スチュワーデス「乗客に知らせないと・・・!乗内アナウンスを・・・」

副機長「そうか・・『えー、お客様、落ち着いてください!お客様、落ち着いてください!』」

「お前が落ち着け!ちゃんと指示を出せ!!」

副機長「『えー、ビーフorフィッシュの、フィッシュを頼まれた方は、フィッシュに捕まって・・・』」

ハイジャック「お前、ちょっとどけ!」


ハイジャック「『お客様にお伝えします!緊急着陸のため、当機が多少揺れますので、シートベルトを閉め、緊急時に備えてください!緊急の・・』」

・・・ハイジャック犯が救助活動している。

スチュワーデス「もうハイジャック中止ですか?」

ハイジャック「今、そんな事言ってる場合か!!俺の命も掛かってんだ!」

副機長「こ・・高度がどんどん下がっています!!」


ハイジャック「くそぉ、やはりダメだ・・・・!こう見えても、パイロットの腕はからきしなんだ・・!」

こう見えてもって、覆面してるからハイジャックにしか見えないよ!

副機長「飛行機が傾いて降下していってる!!これじゃ、緊急着陸も儘ならない・・・!!」

「どうするんだ!?何とかできないのか!?ザッサーって行くか!?

副機長「もうプロフェッサーしか居ません!何とかしてください!」

スチュワーデス「そうです、プロフェッサー!早く操縦席に・・・!!」

「いやだから私は・・・・、ええい!もうどうなってもしらんぞ!!一か八か!!・・・・でも、どうすればいいんだ!?」

 ガチャガチャ

「こんな感じ!?こんな感じでいいのか!?」



スチュワーデス「ダメです!!間に合いません!つ・・・墜落します!!」

副機長「プロフェッサァァァ!!!」

ハイジャック「プロフェッサァァァ!!!」

「実は私は外科医だぁぁぁぁ!!!」

 
 ヒュゴォォォォォォォォ

全員「あああああああぁぁぁ・・・!!!!!」

  




-続いてのニュースです。

昨夜未明、日本発アメリカ行きの旅客機にて、墜落事故がありました。

旅客機には、ハイジャック犯が押入ったとの事で、事故に繋がる切欠となったようです。

そのハイジャック犯は、某大学病院に勤めていた35歳、独身の外科医の男性と判明しました。

ハイジャック犯は自分をパイロットだと偽り、勝手に操縦席に座り、

乗客を人質に多額の現金を要求、機長をドアから突き落とすなどの犯行をとった模様です。

副機長らの話では、ハイジャック犯は周りに、自らを「プロフェッサー」と呼ばせるなど、精神に異常が見られ、

さらには変なボタンを押し、燃料を流出させるなどの犯行により、飛行機墜落事故に繋がったとの事。

しかし、偶然乗り合わせた元パイロットの男性により、不時着水操作が行われ、

幸い落下地点が湖だった為、奇跡的に乗員・乗客、共に全員無事だったようです。

その救世主の男性は、テレビ局の詰め掛けに恥ずかしがり、持参の覆面で顔を隠してたようですが、

後日、突き落とされて無事だった機長と、報道陣の前で厚い握手を交わしました。

尚、ハイジャック犯の外科医の男は、駆けつけたアメリカのFBI捜査官によって緊急逮捕されました-



 おわり (かもしれない)

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No title

この続きもの最高!

Re: No title

>マックさん

コメントありがとうございます。
これ以上ない誉め言葉ですね。
自分も続きものを書くのは好きですし。
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